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Ko-windowマニュアル HTML版

目次

X680x0 Ko-Window これはなるほどアドバイス

基本セットは展開したものの、果たして次に何を手に入れようか?またはどんなアプリがお勧めなのだろうか?そういう疑問に答える現在使っている利用者からのアドバイスです。自分なりの Ko-Window を手に入れるためのヒントにして下さい。

これがお勧めこだわりの品 (アルファベット順)

beav.win
いわゆる、16進数などで直接ファイルを書き換えできるバイナリエディタの Emacs版です。キー操作だけでなく、しっかりEmacs 風のウィンドウ分割もできます。 備えておけば何かと役に立つでしょう。
bgterm.win
メモリ増設が贅沢でなくなってきた現在、bgdrv さえ入れておけばちょっとした作業でも時間を取られずに「小さな待ち」がくなります。
タイムシェアリングマルチタスクをするのに欠かせません。この上でシェルを走らせれば、テキストを編集したりパソコン通信でチャットしたりしながら、プログラムのコンパイルが出来たりします。これはとても便利な機能ですね。
bgdrv を使用して、Ko 用ではないコマンドライン版のソフトをウインドウ上で並列に動かすことができます。標準入出力のみを使用しているソフトならそのまま動くでしょう。デバッガ(db.x など)を使用する時には便利です。
chatwinM.win
KX_Term20 付属の chatwin.win に、マウスが載っている時入力行をハイライトにするという機能を追加したものです。マウスがチャットウインドウに入ってるかどうか分かりやすいので、KX_Term20 と一緒に使ってみると良いと思います。
drive.win
HDやCDのドライブではなくて、これは車のドライブをイメージしたものです。ホントのこというと最初ゲームにしようかと思って作ったのです。でもずーっと画面に出しておくと気持ちがいいので環境ソフトになってしまいました。ここだけの話、ジョイパッドの左右にちょっとだけ反応します。(できれば10MHzでどうぞ)
ELISA10.ZFN/ELISA8.FON (ELISAK10.LZH)
X68k/Ko-Window で使える8ドット漢字フォント。第二水準漢字までデザインしてあり、視認性がすこぶるいいので、800x526の画面モードでエディタやcommand.win をたくさん開くことができます。ディスプレイや視力(!?)など、ユーザーの環境によって効果の差はありますが、少しでも画面を広く使いたいというひとにはおすすめの品です。また、行間字間があいている10x10dotのフォントの見やすさは万人の認める所です。この漢字フォントはHP-100LX用に作られた"恵梨沙フォント"のX68K版です。
gback.win
Ko-Window のルートの模様を自由に変更できるソフト。グラフィック表示ではないので、CG を表示させたからといって、ルートが破壊されるといったことはありません。Ko-Window の標準の模様にちょっと飽きたかな〜という人にはぜひお勧めです。
gpic.win
これは背景型グラフィックビュアです。いわゆる壁紙に最適だと思います。
gview.win
グラフィックビュアです。これはウィンドウ型のグラフィックビュアです。PIC,PI,MAG,bmpなどを扱うことができ、画像変換も可能です。
henkan.win
フォーカスしているウィンドウの下に変換用のウィンドゥが出るので、視点変化がなくてとても楽です。
ic.win
現在画面上にあるアイコンを表示し管理することが出来ます。ちょっとウィンドウを開きすぎて収拾つかなくなったりウィンドウが迷子(?)になったときに便利かも。
kf.win , spopup.win
定番です(^^;)。マウス一つで楽々操作できる素敵なものです。これさえあればパンピーにKo-Windowをそのまま使わせてもおっけー(^^)。
KoB (KoBASIC)
高速版 X-BASIC のぺけBASIC が、そのまま Ko-Window に載ってしまった代物。ウィンドウプログラミングをBASIC でできるという、開発言語です。
kodvi.win
Ko-Window 上でTeX によって作られたdvi ファイルをプレビューするソフト。多少メモリは使いますが fontman を常駐させなくても使えます。普段TeX を使っている人には絶対お勧めです。
KoEMACS(COR.版)
エディタというと、ED.X しか知らないのよね〜という人、KoEMACS にはED 互換モードというのがあり、-ED オプションを付けるだけで、キーバインドがほぼED.X と同じになります。-a3 オプションを付けることで、黒に白文字になり、見てくれもED.X っぽくなりますよ。
Emacsキーバインドのできるエディタなら何でもいい、ひじょーにアバウトな趣味をしているので(^^;)、昔から愛用しています。今から使うのなら、Tonokawaさん作のMicroEmacsのほうが、良いかもしれませんね。これに、"-m40k"というオプション (メモリを40キロだけ確保)を付け、小さいエディタにして使っています。
koem.win(Tonokawa版)
最近まではem.win を使っていました。今は koem.win を使っています。両方、MicroEMACS の Ko-Window 版です。
Human68K MicroEmacs (コマンドライン用)の Ko 版です。コマンドライン版のマクロがほぼそのまま動いてしまうので、今までμEmacs を使っていた方なら、今までの環境をそっくりそのまま利用できます。特殊キー(XF1,OPT.1,HOME,CLR とか)もサポートされてます。
KoKISS.win
Ko-Window 上で着せ替えできるソフト。ここまでジャンルの特異なソフトも珍しいですが、なんといっても私がKISS データを作るきっかけとなったソフトでもあるのです。GS-KISS も対応しているのが素晴らしいです。
KoMCP.win
MCDRV(CUL.さん)という音源ドライバ用のマルチプレイヤーです。これ一つあれば、大概のデータはならせちゃったりするので、ひじょーに重宝しています。惜しむらくは、コンバートが余りよくできないので(これはコンバータの側の問題。KoMCP のせいじゃない)、正確な演奏のできない場合があったりしますが、ま、そういうことをするためのものではないですね(^^;)。ただ、MCDRV独自のデータを作るときには「曲の途中から再生」とか、「今のところもう一回」とかできるので、それはそれは大活躍します。
KoNEKO.win
ねこが走り回るソフトです。マウスカーソルを追いかけて走っている姿や、寝ている姿がとてもかわいい。今では、画面のどこかに必ず開いてます。さあ、みんなもねこに名前をつけてかわいがりましょう。
KoRCPNL.win
RC System 用のパネル表示ソフトです。基本セットに付属の KF.WIN からファイル名をドラッグしてきて放り込むだけで演奏してくれます。MIDI ユーザーの方は使ってみると良いと思います。
Ko-Window 開発セット
Ko-Window 用のプログラムを組むためのドキュメントとサンプルプログラムとライブラリです。ライブラリは基本的な低レベルの関数から、プログラマーの手間を省く便利な関数までいろいろ入っています。Ko 上のプログラムは他のウインドウシステムでは考えられないほどあっさり簡単に書けてしまうので、一度見てみると面白いですよ。
KX_Term20
ターミナルソフトです。何せ、ウィンドウシステム上のターミナルソフトなので、画面の大きさは(起動時に決定するだけですけど)変えられますし、フォントの指定も、クリップアンドペーストもできます。それに、一部の人にしかメリットないかもしれませんが、xterm, vt100 などのエスケープシーケンスをサポートしているので、ワークステーションなどに直接繋いで、ターミナルとしても使えます。うまく使えばNetHack だって動いちゃいます(でも、電話回線経由でネットハックって、相当不毛(^^;) )。いちじきこれをつかって、WS でmule を動かし、その上ででんでんをしながらIRC をしながら、別のウィンドゥで文章を書くと言うマルチタスクなことをしていました(^^;)。
通信ターミナルなんですが、これはもっぱら KX_Term20 を使っています。実は私、X68000 をワークステーションに繋いて端末として使っているんですが、これを使うと数あるウィンドウのひとつとしてWSがあるって感じでとても使い易いです。WSにscreen をインストールしてますから、WS のシェル毎に画面を切り替えて使うことも出来ます。なにせほぼvt100互換ですし、違和感は無いですね。私のコンピュータライフはこれ無しでは考えられないという程です。
Ko で通信ソフトというと他に見当たらないので、Ko 上で通信する場合は必ず必要です。Ko 上のアプリなので、当然他のソフトと並列動作します。通信しながらプログラムや音楽演奏など自由自在です。
man.win
オンラインマニュアルセレクターです。普段使う訳でもないのですが、滅多に使わないソフトを使うときなど、kf を使っていちいちドキュメントのディレクトリに映ってクリックして……と言うことをせずに済むので便利です。
map.win
使用しているメモリマップの表示です。今時、メインメモリ2Mというすごい環境で作業しているので、こういったものを使ってシステムを見ながらじゃないと何もできないのでした(^^;)。ま、メモリが少なくても、きちんと考えれば色々とプロセスは動かせますけど。
pdview.win
技術評論社の書籍「英和・和英電索辞書GENE55000」(2950円)を手に入れればちょっとした英和辞書に使えます。英語が苦手な私は常備。でもメディアコンバートと辞書マージにDOSマシンが必要かなあ。(pdic形式辞書はNiftyでも手に入るらしいぞ)
RO-SYSTEM
ウィンドウシステムをベースに動く本格的なRPG システム。簡単ながらシナリオも10本ほど公開されていて、とにかく 100% オリジナルのゲームデータばかりそろってるってのも特筆すべき点でしょう。シナリオ屋とフィールド絵を描けるスタッフに恵まれなかったのが唯一心残り。このシステムを活用すればもっともっと凄いゲームも作れたはずなのだが。しかし MIDI 対応の BGM の出来と合せて必見。
scrn 0.72
DISPLAY の画面モードを多数切り替えて使えるソフト。特に標準 DISPLAY でも使える816x552dot の画面モードはちらつきもないし広くて重宝します。
shotZ3
世の中の常識を覆すようなしろもの。X68000 10MHz のウィンドウシステム上で快適に動く本格的なシューティングゲーム。モノクロで小さいウィンドウだけど、その代わり描画枚数の多さはかなりのもの。滑らかな動きと同時出現する大量のオブジェクトの個数は限界知らず。全く異なる18の面と最後まで丁寧に作り込まれたボスは、マニアも惚れ込む本物のでき。GS対応の素晴らしいBGMといい、まさにやらなきゃ損の逸品。当然完全オリジナル。
sreportM.win
スクリーンセーバー機能の切り替えのできるシステムレポート+時間表示です。今時、メインメモリ2Mというすごい環境で作業しているので、こういったものを使ってシステムを見ながらじゃないと何もできないのでした(^^;)。ま、メモリが少なく ても、きちんと考えれば色々とプロセスは動かせますけど。
uyo.win
隠れた名作(?)暇なときふやして画面の角で育てるのがとっても楽しい。
view.win(tview.win)
文章を読むときや、マニュアルを読むときや、人のソースを読みながらプログラムを書くときや、ログを読みながらレスを書くときや……とにかく、散々使います。マルチプロセスのマルチウィンドゥであるKo-Windowであるので、相互参照ができる というのがメリットでして、このようなビューワーがあると、すごく便利なのです。
Vim v3.0 x68.7 K1
物凄い機能拡張がなされている vi エデイタです。それもKo-Window に載っているのは Vim 3.0。(UNIX の jvim は vim 2.0)
UNIX に触れた事のある人はエディタと言えばやっぱりこれでしょう。しかもVim は、かなり多機能になっているので便利です。特筆すべきは、Window 分割機能でしょう。Ko-Window 上でこれをやると...。ユーザ設定にかなり自由度があるので、自分なりに使いやすくカスタマイズすることができます。
wsh.win
ウィンドウ上で動作できるスクリプトシェルです。並列動作する一種のインタプリタ言語ですね。

上記回答に協力していただいた皆様(敬称略) DEN0006 COR. (11) DEN0108 Mid-RIN (1) DEN0111 Agama (1) DEN0112 Verabow (1) DEN0117 Florian (10) DEN0186 みなつ (6) DEN1417 mac. (2) DEN1488 Tonokawa (6) DEN1662 死狼 (2)

Ko-Window入手先
本体:Vectorソフトライブラリ

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まこっち/2004-07-04
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